増木設計部の日常

NAKAMURA’S HOUSE

つづく

20.02.21

こんにちは。

 

学生時代から趣味趣向がさほど変わっていないことがちょっとした自慢だったりします。

先日、そんな学生時代から好きだったミナペルホネンの展示会「つづく」に行きました。

 

ミナペルホネンとはデザイナーの皆川明によるファッション・テキスタイルブランドです。

自然由来のモチーフからは親しみやすさを感じさせながらもそこに非日常が程良く混在しているような…

形容するにはなかなか難しいけどとにかく唯一無二の存在感にドキドキさせられます。

 

この「つづく」は、「せめて100年つづけたい」との思いから始めたブランドが、その4分の1の25周年を迎えるまでの歩みや、皆川さんのものづくりに対する思考などが覗える内容となっています。

そして展示構成が建築家の田根剛さんによるものというのも楽しみのひとつでした。 

 

場所は東京都現代美術館。

当日券を購入するのに30分程並びました…。

 

さて、入場するとまずクッション状になったファブリックが壁一面に。

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壁一面シリーズ(?)は洋服に続きます。

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とにかく人が多い…!

 

あとは建築家、中村好文さんとのコラボレーションによって生まれた小屋の展示だったり。

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(人が多過ぎて小屋の良い感じの写真が撮れなかったので模型の写真を。)

 

発想の原点となるスケッチとか細々したパーツだったり、

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撮影できるスペースは限られていたので写真はこれくらいですが、他にも着込まれた服とその愛用者たちのストーリーだったり色々な展示があって”ミナ好き”には堪らない内容に大変満足しました。

見ての通りたくさんの人がいたけど、みんな真剣に一つひとつじっくりと見て回っていました。

 

 

変わり続ける時代の中で変わらない信念を持ち続けること。

だけど頑固でも古臭くもない。力み過ぎない程良いバランス。

 

ものづくりに携わる人間として、参考にしたい要素がたくさんありました。

100年つづいていくといいなぁ。

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